活動拠点を和歌山に移転〜地域産業の変革と共創を目指して〜

2025年4月1日

HeritageArrow(代表:的場)は、2025年4月1日より、活動の本拠点を東京から和歌山に移転いたしました。

移転の背景

私たちは創業以来、東京を拠点として活動を続けてまいりました。この度、地方産業の変革と既存の価値を活かした新たなビジネスモデルの構築を目指し、和歌山への本拠点移転を決定いたしました。地域が長年培ってきた産業や文化、人々のつながりを尊重しながら、東京での活動を通じて得た最新の技術や知見を融合させ、地域産業の現代的なアップデートに取り組んでまいります。

さらに、その先を見据え、次世代の地域技術エコシステムの構築に貢献することを目指しています。地域の産業が自立的に発展していくためには、企業・行政・金融機関・教育機関などをつなぐ連携基盤やプラットフォームの構築が不可欠です。もちろん、これは私一人で成し遂げられることではありません。しかし、地元出身でありながら都市部で経験を積み、現在も二拠点で活動しながら先端技術に関わる立場として、この大きな取り組みの一助となれる部分があるのではないかと考えています。

移転により目指していく取り組み

和歌山を選んだ理由

和歌山は豊かな自然環境と歴史的な文化資産を有し、山々に囲まれた地域です。現在、情報産業の発展においては都市部に比べて遅れている面もありますが、時代の流れとして情報技術の利活用はもはや避けられない状況にあり、国や県の施策としてもDX推進が加速しています。この地域出身である代表が、外部で培った知見を持って本拠点を移し、東京との二拠点で活動しながら、地域の皆様と共に内部からDXを推進することで、新しい可能性を探っていきたいと考えています。

また、和歌山は関西国際空港へのアクセスが良好で、海外との接点が近い立地にあります。少子高齢化が進み経済が縮小していく日本において、中長期的な視野で海外に価値を届け、海外と行き来する流れを構築していくことが重要になってきます。この観点から見ると、和歌山は国際空港へのアクセスの良さの割に産業用地が確保しやすく、他の地方都市と比較しても発展の余地が大きい場所だと考えています。

今後の展望

拠点移転後も、これまでのお客様へのサービス品質は維持しつつ、和歌山という新たな環境から生まれる価値をご提供してまいります。私たちは、地方と都市をつなぐブリッジの一つとして、微力ながら両者の強みを活かした新たな価値創造に取り組んでまいります。

東京で培ったネットワークと和歌山の地域性を融合させながら、地域の皆様と共に、地方からでも世界に通用するサービスを生み出していけるよう努力してまいります。このような取り組みを通じて、地域経済の活性化に少しでも貢献できればと考えています。

新拠点での活動にご期待いただくとともに、今後ともご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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